9/09/2008

ダンボールな日々


 来年、開港150周年を迎える横浜では日比野克彦氏をアートプロデューサーに迎えて2つの市民参加によるプロジェクトが進行している。

 ひとつは9月13日から赤レンガ倉庫等で開催される横浜トリエンナーレ2008の関連企画で、ダンボールで海に浮かぶ船をつくるワークショップ。山下公園の隣、山下埠頭を会場として日比野氏自らデザインされた船を一般参加のボランティアによって制作する。会場には昨年石川県金沢市にて制作された2艘の船も展示され、見学も自由にできる。日比野氏自らワークショップに参加されることもあり、生の声を聞いたり作品の制作に一緒に携わることで普段できないアート体験ができる筈だ。11月末までの毎週土・日と祝日の朝9時から17時オープンしている。

 もうひとつのプロジェクトは来年の開港150周年に向けて日比野氏監修のもと、150艘のダンボールの船をつくるワークショップだ。横浜市内の中学校や地区センター等を会場として、一般の参加者がデザインし、ダンボール等の素材から船を制作する。このワークショップは2007年から始まっており、既に80艘以上の船が完成している。いずれも独創的な形だ。今後も横浜市内をワークショップが巡回することになっている。

興味のある方は是非参加してみては。

THE SEEDS TRIP 「種は船」造船プロジェクト

横浜FUNEプロジェクト